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家屋において問題となる主なネズミは、クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの 3種です。 ネズミによる被害は「衛生的被害」「経済的被害」「精神的被害」の三つに大きく分け られます。 |
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天井裏の糞 |
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ネズミによる被害 |
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クマネズミ |
成獣体重 | 特徴 | |
ドブネズミ | 約300g | 泳ぎが得意 都市部の地下街・下水溝に生息 |
ハツカネズミ | 約15~20g | 体が小さく、わずかな隙間から侵入可能 |
クマネズミ | 約200g | 垂直によじ登れる 比較的高いところを好む |
物理的防除方法(わな)・化学的防除方法(薬剤)・環境的防除方法(改善)の 組み合わせにより、 防除致します。 |
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夜行性で、普段は石や朽木の下、落葉層や土壌など適度な湿り気のあるところに潜んで います。 毒牙を持ち、咬まれると激痛を伴う腫れが起こります。 |
基本防除は建屋外周立ち上がりに粒剤散布を致します。 その他ご希望に合わせて処理範囲を決め、対処薬剤を選定し施工を行います。 |
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刺すハチの中で、集団で生活をするスズメバチ類・アシナガバチ類・ミツバチ類が 人にとって危険なハチとなります。 |
越冬した女王蜂が春に1匹で巣を作ります。植栽や民家の軒下や天井裏、また土中 に作るものなど様々です。 働き蜂が誕生し、巣を大きくした後、秋には新女王蜂とオス蜂が誕生し、交尾後に 新女王蜂は越冬し、残りの蜂たちは死滅してしまいます。 10~11月頃は、幼虫の餌となる他の昆虫が減ってくるため、より攻撃性が増し ます。 そのため、たまたま巣の近くを人が通りがかっただけでも刺されるという事例がよ く発生することになります。 |
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キイロスズメバチの巣 |
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オオスズメバチ |
植栽や民家の軒下に巣を作りますが、攻撃性は低くよほど刺激を与えない限り襲わ れる心配はありません。 しかし、洗濯物などに紛れていて着替えの際に刺されたりすることがあります。 |
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キアシナガバチ |
働き蜂が越冬し春に新女王蜂が誕生します。旧女王蜂は働き蜂の約半数を連れて新た な営巣場所を求めて飛び去ります。 家の近くの木などにミツバチが大量に集まることがありますが(これを分蜂といい ます)、一時的に営巣場所を探して休憩しているだけで、やがて民家などの天井裏や 床下に移動します。 |
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天井裏のミツバチの巣 |
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ミツバチ駆除作業 |
専門の殺虫剤を使用して駆除します。 特にスズメバチ類の駆除は危険ですので、私たち専門家にお任せ下さい。 |
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平和の象徴として愛護されたりもするハト類ですが、一方ではドバトと呼ばれフン公害 を及ぼす害鳥としても扱われています。 |
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羽に黒いラインが入っているのが特徴。一般家屋やマンションのバルコニー等に 飛来してフンを落とします。 このフンから感染するクリプトコッカス症、オウム病やサルモネラ症のほか、吸血 性のダニ類を発生させます。 |
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物理的工法(ネット張り・スパイク式)・化学的工法(接触性忌避剤)など |
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田畑を荒らしたり民家の天井裏に忍び込み、糞尿を撒き散らしたり騒音による被害を もたらします。 主なものとしてアライグマ・ハクビシン・イタチなどが、最近問題となっています。 ニホンイタチに関しては在来種であり、取り扱いには注意を払わなければなりません。 |
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捕獲または追い出し、及び侵入口の閉塞 |
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衣類や織物などを加害する主な害虫は、ヒメカツオブシムシ・ヒメマルカツオブシムシ ・イガ・コイガの4種です。 動物性繊維、羽毛、皮革を好んで食べます。また化学繊維や綿などもタンパク質を含む 汚れで汚染されていると被害に遭います。 |
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ヒメマルカツオブシムシの幼虫 |
くん煙およびくん蒸処理 薬剤散布 |
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トイレの壁面にじっとして止まっている灰色の小バエがチョウバエです。 幼虫は浄化槽や汚水槽の汚泥やスカムが生息場所で、排水管や排水溝を伝ってくるので、 衛生的に悪く、トイレに限らず水を扱うところには、どこにでも発生してくる恐れがあ ります。 |
IGR剤(脱皮阻害剤) 樹脂蒸散剤の使用 |
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シロアリ以外で、木材を加害する重要な害虫としては、キクイムシ類、カミキリムシ類、 ナガシンクイムシ類が挙げられます。 その中で代表的な昆虫はヒラタキクイムシ・チビタケナガシンクイです。 ヒラタキクイムシはデンプンの含有量が3%以上の辺材部を食害します。ラワン材や ナラ材などに、被害が多く発生します。 チビタケナガシンクイは竹材の糖分の多い箇所を食害します。 |
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ヒラタキクイムシ |
加圧注入処理 くん蒸処理 |